「使い捨て」と言うフレーズに心がひっかかり、1月末から布マスクに向き合い始めました。約3ヶ月弱の間 平面、立体、プリーツ…色々な形を試行錯誤しながら、やっと最近タックをとったこの形に落ち着きました。

まだまだ尽きないかも知れませんが…

沢山の作家さんが布マスクを作り始められて、少しずつですが需要が満たされてつつあるようです。一枚布で作るマスクを他の方に任せて、
〝繋ぎあわす”  本来の自分の楽しみに戻っても良いかな、と思ったりしています。


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当初からごだわったのが、素材。
2年前くらいから地場産業、兵庫県産の品と自分なりに向き合いたい!と思っていた事が去年から少しずつ形になってきて、西脇、多可地方を中心とする播州織と呼ばれる織物を織られる機屋さんと、懇意にして頂くようになりました。

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内布に使うガーゼも播州織
でも、播州織とひと括りには申せません。
綿や麻やウールまで、織り方も機屋さん独自の『ここでしか織れへん、ワシしか織れへん!』
熱い情熱がほとばしります。ガーゼでも色んな織り方があって、扱うのにひと苦労あるけど、逸品物とか、本当に色々です。

物作りを楽しまれる人が増えたらいいな、と思っています。

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