木版更紗作品の仕上げの型染め
アートとユーモア マスク展
万年少年の主と川へ
30度以上の気温の中でご機嫌なのは?
酷暑
ご機嫌なのは藍液。
10/1番のかせ、75かせ…6歳年上の相棒に手伝ってもらいながら、作業を進めています。
藍液も青色系、染め上がった糸も生地も青色系。でも、僅かに見せる表情に『やっぱり、草なんだなぁ』と、ため息をつきたくなるくらいの美しい瞬間があります。
写真では感じて頂きにくい、この瞬間。
水色、薄い緑、黄緑…何とも言えない色が、空気に触れた途端にどんどん酸化発色していく。待って、待ってと思っている内に、どんどん青色系のいろに変身していく。この瞬間に出会えるから、この作業が続けられるのかも知れない。何度であっても、新鮮で、ドキドキしてしまう。
水洗いも、楽しい季節。竹林の木漏れ日が、水面の真ん中に…。
ちなみに、糸はこんな風に絞ります。
道具って、本当に有り難いです。
ひと晩水に浸けていた60かせ、コツコツ向き合って、独りで5時間で干せました…
修理したかき氷機を届けて、現地で組む
藍染め→玉葱染め
糸をねじねじっとして、藍液の中にちゃぽん
偶然に出来た産物。
濃淡もいろいろ。
さて、ここから。
じっくりためた、玉葱の皮2.3キロ
水に浸してあっただけでも、うっすら色が出てる。
煮込むと、すごい染液になります。
これをお茶がわりに飲むと、血圧が安定すると言われています。名古屋市在住の80代の友人は、薬なしで玉葱茶で、頑張ってます❗️
約120gのかせを35かせ染めました。何とも言えない、もえぎ染め。うこんの黄色と違って、落ち着いたもえぎ色。
その糸を西脇市にある工場に。
かせ糸をチーズに巻いて行く作業の手伝いに行ってきました。…手伝いと言うより、邪魔しに行った感も無きにしも有らず。でも、めげない。
今まで、糸は手動でしか巻いた事が無かったワタシ。『くれぐれも、怪我の無いように』と簡単に工程を学ぶ。まぁ、そんなに危ない機械ではありません。
でも、勝手に押しかけているので、迷惑はかけれないから、慎重に。
こんな風に、ゆっくりまわる機会もあります。
展示会:於 兵庫県小野市夢館
日時: 令和2年8月1日土曜日〜8月31日月曜日
会場: 兵庫県小野市上本町94 小野商店街
休日: 日曜日&水曜日 お盆休み
営業時間: 13:00〜17:00
連絡先: 0794-63-2126
※現在はカフェのみ営業
メイン作品
日本のクレイジーキルトの第一人者
宮谷真知子氏による、播州織の生地を
使ったクレイジーキルトの作品‼︎
来年5月に開催予定の教室展に向けて
作られた新作を公開致します。
是非会場にて、実物をご覧頂きたいです。
サイズ135✖️135㌢
作品の一部
展示即売内容
⚫︎草木染めの生地や完成品
⚫︎草木染めの糸 刺し子関連品
⚫︎木版で染めた更紗布や完成品
⚫︎播州織の生地を使った小物等
在館予定表
希望者の方にワークショップもします
詳しくは舘までお問い合わせ下さい。
8月1日土曜日 刺し子&ちくちく
8月18日火曜日 播州織の生地とシルク混オリジナルガーゼを使ったマスクを作ろう!
8月31日月曜日 播州織の生地とシルク混オリジナルガーゼを使ったマスクを作ろう!
長野県木曽郡から体験学習に
原寸大の下絵作成(まっこうクジラ)
久しぶりの原寸大下絵描き❗️
ピノキオのお話に魅せられた人が、クジラのオブジェが作りたい!と盛り上がった話がありました。
『どうせなら、クジラの原寸大で作ったらどうや?』と、主が提案して…とんとん拍子と言うのか、作る事に決まりました。予定はお盆迄。
主は、まっこうクジラの姿が絵になると申します。若かりし頃四日市で開催された’くじらサミット’ に筒描きで藍に染めた作品を出品させて頂いた事があります。
感覚をつかむ為に、原寸大の下絵を描く事になりました。原寸大の下絵は大幕作成以来。なかなか身体にこたえます。
高さ2.8m、長さ12m